演奏会準備ヨタ話

先週、敬老会の演奏にコントラバス T さんをピックアップして朝9時過ぎに会場裏の搬入口に到着すると、既にドラムス T さんの機材が搬入口の台の上に載っています。事務方の人と言葉を交わし、組み立てた楽器等機材は舞台下手の一番後ろの黒幕の陰に集めておこくととなりました。ドラムスはバスドラ・スネア・ハイハット・シンバルなど沢山の打楽器で構成されていてそれらを組み立てるのが一仕事。コントラバスは久しぶりに使うピックアップマイク・プリアンプ・メインアンプの準備に時間を要し、わたしは自分のギター・楽譜立て・アンプを用意しつつ、コントラバスの音出し点検の補助をするなど、3者3様の準備に小一時間ほど要したでしょうか。

 

すると搬入口に沢山の車が集まってきて、荷揚げが始まりました。演奏プログラム1番手の美郷台小学校の関連のよう、先生たちが車を運転して演奏用の楽器を運んで来られたんですね。大きそうな楽器を持ちあげるのに人手が足りないと見るや、ドラムス T さんが下に降りて助っ人になって持ち上げるのを上でわたしが受け取るといった具合に、太鼓・キーボードなど次々の搬入されて来ました。

 

それが終わると演奏できるように組み立てが始まり、一番の大物は木琴。先生がスチールフレームの置台と音を響かせるパイプを2列に組み、小学生はその上に実際に音を出す「音板」を並べ始めました。手前の一列は問題なく並べられたのですが、奥側になる一列に疑問を生じたようで、「数が足りないのでは?」と。それを聞いたドラムス T さんとわたし、2人のおっさん達が小学生に加わって、ああでもなければこうでもないと話し始め、暫くして小学生達が気が付いたんです。そう、奥側の音板はピアノで言う黒鍵に相当するので、白鍵に相当する手前側の音板より数が少ないのだと。えらいもんです。

 

ある男の子がわたしの後ろに来て、肩に手を置くと背中を揉んでくれるんです。上手で気持ちが良く、感謝・感謝でありました。お互いに有難うと言いながら、小学生達は演奏のため舞台に向かい、わたしはそれを聞きに客席に向かいました。気持ちの良い日でありました。

G

 

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コメント: 1
  • #1

    sugar & milk (金曜日, 22 9月 2023 06:58)

    演奏の裏でこんなやりとりがあったのですね。
    おっさん2人と小学生の素敵な交流、
    ほっこりしました�