Tango 真珠採り

このところ練習中の曲に沢山のタンゴ曲があり、そのほとんどは「青空」の団創設のころに用意された楽譜です。そのうちの1つに「Tango 真珠採り」があり、フランスのビゼーの作曲なのだそうで。

 

ビゼーと言えばオペラ『カルメン』や『アルルの女』はよく聞く題名ですが、本件ではオペラ『真珠採り』が題材となっているとのこと。 

 

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舞台は未開時代のセイロン島の浜辺の村。

 

真珠採りの頭領ズルガとその旧友ナディールは、かつてレイラという美しい女性を争った仲であった。そこへ真珠採りたちの安全を願うために遣わされた尼僧を乗せた船が到着する。

 

ズルガは尼僧に純潔と信仰の誓いを立てさせる。ナディールは、その尼僧が他ならぬレイラであることに気づいて大いに驚き悩む。

+++ (出典:ウィキペディア)

 

といった始まりの第1幕で、ナディール君がレイラさんを思い出して歌う「耳に残るは君の歌声」が今練習中の [Tango真珠採り] の元歌なのだそうで、その詞の訳を見つけました。

 

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耳に残るは、確かに彼女の歌声

椰子の木に隠れて

森鳩の歌のように甘く響く

ああ、なんと魅惑的な夜

聖なる悦び

おお、美しい記憶

狂おしい陶酔 甘い夢よ

+++ (出典:日々 遥か)

 

いいですねー、たまたまYouTubeで聞いたのは中島康晴さんとおっしゃるテノールの歌い手さん。張り上げることなく、しっとりと感じさせてくれる声を感じます。また一方、この曲をドイツのアルフレッド・ハウゼ楽団がタンゴに仕立て直してくださったというわけで、わたくし、両方とも大好きになりました。

 

皆さんも一度お聞きになってみ???、ああ、もうお聴きでしたか。

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