音楽は…。

「音楽は…まだ一歩が踏み出せずに立ち止まっている人のそばで、いっしょにたたずんでいることもできます」という、あるビオラ奏者の言葉が心に残っています。

東日本大震災の被災地で900回近くコンサートを開いてきた「音楽の力による復興センター・東北」にビオラ奏者として参加され、「音楽は復興に向かう人々を応援できるが、言葉や映像ではまだ苦しくて向き合えない人たちの傍らにそっと寄り添うこともできる」と言われたそうです。

音楽は、演奏する人に、聴く人に、子どもにお年寄りに、国境を越えて、何か不思議なつながり、力、歓び、いやしを与えてくれると感じています。プロアマ問わず…すべての人に。

50を過ぎて、人生に音楽が入ってきてくれてしあわせです。その音楽を共に楽しむ仲間に加わらせていただいて感謝です。ふつつかものですが、どうぞよろしくお願いいたします。