コロナ下の[青空]と私の一昨日

 コロナの感染者増加で、長いこと禁止になっていた青空の活動が、ようやく厳しい規制制限の下,再開になり練習も軌道に乗り出した。しかし、最近の感染者の激増,政府の緊急事態宣言で再び活動が制限され[青空]の団としての活動が休止になってしまった。

 またかと,団員一同が落ち込む中,団長や役員の方々の献身的な計らいで,団員が各自,自主練習を出来る日時と場所を先一昨日用意して下さった。その第一回目が,一昨日であった。

 話が急であった為に,残念ながら参加者は四名に過ぎなかった。合奏の練習には難しい人員構成で,パート練習となった。

 これが,望外な幸運の結果を招いた。Uさんから懇切丁寧な指導をして頂くことになった。 

 自分なり、教則本を練習をして来ていたつもりだったが、いかに粗雑で,見落し、誤ち、無視など勝手に奏でていたかを,思い知らされる一日になった。

 用意されていた2時間半に及ぶ練習時間を、まるまる使って、Uさんは、呑み込みの悪い小生を、一対一で正しく出来まで,根気よく最後まで指導をして下さった。出来ない処は出来るようになるまで、繰り返し。その優しさ,厳しさは、まさに教習所の先生さながらであった。

 このやうな上級者に恵まれているのも,[青空]ならではと思う。

 しっかりしなくては,と自戒の念と感謝を胸に帰途についた。満ち足りた一日であった。 

yutanpo