つもりの誤差

音楽には関係ない事ですが、

 

札幌で育った私は小さい頃からスキー狂いでした。

速さを競う競技スキーではなく、基礎スキーの検定試験合格を目指しスキー場に通っていた頃の事、スキー教室の指導員の先生の言葉が今でも忘れられません。

 

「つもりの誤差だねー」

む?  何、何

「曲がっているつもり、

                    曲がったつもり」

 

そう、スキーのパラレルターンや犬がシッポを振るように曲がるウェーデルンはしっかり曲がらなくてはなりません。

本人、十分曲がっているつもりが実は足りない、で、どうなるか。

だんだんスロープの下に向かって暴走し、お尻制動か、雪の中に頭を突っ込む結果となるのです。

 

つもりの誤差に早く気づいて修正するのも技術です。

 

音楽も少し似ていますね。

テンポキープしているつもりが暴走し、先に終わったり〔よくやらかします)、ビブラートをかけているつもりが曲がらないスキーのように真っ直ぐだったり。

 

つもりの誤差が大きくならないよう、早めの修正を心がけて行きたいものです。

 

秋のコンサートまで後3週間、ベースも加わり一段と厚みのある音が後方から聞こえ、心強く感じました。

お客さまに楽しい時間を過ごしていただけるよう、

そして何より、私達も楽しく演奏できるように心を合わせて行きましょう!

 

                              by   sugar & milk

 

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コメント: 1
  • #1

    青柳です (火曜日, 10 9月 2019 18:25)

    このグループにはたくさんの経験の持ち主がいます 楽しんでおります