【きっかけ】

青空の定演まであと2週間となった今日の練習会は、いつもの中央公民館の講堂から場所を移し、グランドピアノのある公民館でとなりました。

定演での配置を模して、ピアノを中央にし、左右に団員が楽器ごとに並び…だんだんと実感が湧いてくる感じで、気の引き締まる思いです。

 

応援演奏のVnのSさん、Kさん、ClのSさん、そしてCbのTさんが加わり、音に厚みが増して、練習室に響くハーモニーを感じることができました。成田のアンサンブルは、他の団に比べ若干人数が少なく、各パートが1名、2名などとなっており、その分、クリアで正確な音が要求されるのですが…私のような未熟ものにも任されることとなり、ソロになったりするとハラハラドキドキの連続です。

 

でもでも…今回は私のパートのバイオリンも2名応援があり、音も大きくなり、ハーモニーが合うと、ほんとに嬉しくなります。

 

そして…今回はピアノコンチェルトをわが団のピアニスト、K Kさんがご披露くださるのです。練習のたびに全身全霊で何度も何度も私たちのつまずく演奏に付き合って弾き直してくれています。頭が下がります。

 

私はバイオリンを始めた時から、量販の初心者用バイオリン…でした。もう10年近く愛用していました。始めは音が出ることに感動しておりましたが、アンサンブルに入ると、音色の違いを素人なりに少しずつ感じでいた頃でした。そしてとうとう…こんなにステキなピアノにご一緒させてもらうのだから…と、最近、意を決して新しいバイオリンを私の元に迎えました。私には「もったいない×10」くらいの楽器です。何年も前からずっと、もっと音が出るようになったら、もっと歌えるように弾けたら選ぼう。…と迷っていました。が、今回は K Kさんのピアノと一緒に私のできる限りの良い音で奏でたいという気持ちが、私を後押してくれました。そうです、きっかけをいただいたのです。Kkさん、ありがとうです。

 

時間の使い方が下手な私ですので、存分に弾く時間がない時もあります。でも、ケースから出して眺めるだけで気持ちが上がり元気が出ます。

 

全体練習もあと2回、5周年の記念として、この定演を聞いてくださる方も演奏する側も一緒に楽しめるよう、各々がラストスパートです。

 

演奏会を「きっかけ」に、音楽が好きになってくださる方が増え、また私達の新しいお仲間が増えることができたらと願っています。

 

N先生、ご指導、お疲れになるでしょうが、よろしくお願いいたしますっ!

 

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