私は、元来、アウトドア派

■私は、元来、アウトドア派でした。50歳を過ぎてからバイオリンを習い出したのは、人生の後半には、何か芸術的な香りのする趣味を持ちたいと思ったからでした。やり出すとのめりこむタイプで、リタイアしてからは、いくつかのバンドに所属して音楽を文字通り楽しんでいます。


■歳を重ねるごとに、時の流れが速く感じられます。今年の夏は、この流れを、少しでもゆるやかに感じられるようにと、成田の「青空」以外のところには、1か月の休会届を出しました。9月になり、あるアンサンブルの久しぶりの練習日に行ったところ、ブログの執筆を依頼されたので、例によって言いたい放題の文を書き、すぐにアップされました。それはいいのですが、ブログの編集者が、初めて私の紹介までしてくれて(私は、そこのブログに今まで10回以上も書いているのです)、「この筆者、8月はわが楽団や他の楽団を休んだが、やっていたところもあるらしい」との主旨が書き添えられていました。私は、成田だけは休まないなどと誰にも言った覚えはなく、編集者の嗅覚に驚かされました。

 

■色々なところに顔を出すと、様々な人に出会います。人が何人か集まれば、そこにおのずから、組織のようなものができ、仲の良い人、悪い人の色分けもできてきます。先日解散を発表したSMAPも、巷間、「キムタクと中居君がねえ…」とか言われていますし、我らが若き頃のアイドル、タイガースも、「ジュリーと誰々との不仲が原因で解散した」と言われていました。


■我々は、演奏を楽しもうと集まった、音楽の同好者です。演奏の傍ら、気の合った人達とゴルフ、食事に行くもよし、その場限りの関係と割り切って、演奏に傾注するもよし。ただ、音楽を演奏している間だけは、お互い無二の親友になりたいものです。


■成田の練習の雰囲気、気に入っています。開始時間の9時半には、みんな音を出せる状態になって、スタンバイしています。成島先生が指揮棒を構える。そこで構えられない人は、置いて行かれて、曲の途中から入ることになります。一つ一つ軽快な動作が進行していく、心地よいリズムです。


■今日は、成島先生がお休みで、団員の魚路さんが指揮を執ってくれました。曲目は次のとおりです。
カノン、マイアミビーチ・ルンバ、幸せなら手をたたこう、コンドルは飛んで行く、ビリーブ、みかんの花咲く丘、里の秋、影を慕いて、世界民謡めぐり・日本編、黒人霊歌メドレー、星に願いを、慕情、君をのせて、Over The Rainbow、碧空


(2016.9.9 菅野)

コメントをお書きください

コメント: 1
  • #1

    sugar&milk (水曜日, 14 9月 2016 06:01)

    音楽を演奏している時...無二の親友で...同感です!
    シニアになればみんなそこそこ頑固になる、我が家の老犬もそう。でも音楽をしている時はみんな同じ方向を向いている仲間でいたいものですね。